武力によるホルムズ海峡解放は困難、驚異的な数のイスラム革命防衛隊海軍の小型艇艦隊が海域を哨戒中

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イラン関連中東関連軍事情報 (時事)

主に国際的な軍事動向を発信するTelegramアカウント「Geopolitics Watch」によると、6月6日に撮影された衛星画像で、ホルムズ海峡の複数の海域に計113隻のイスラム革命防衛隊海軍の高速艇、ミサイル艇、魚雷艇、防空艇などと思われる小型艇からなる艦隊が航行していることが確認された。

出典:https://t.me/GeoPWatch

リンク:https://t.me/GeoPWatch/35107?single

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Islamic_Revolutionary_Guard_Corps_Navy

113という数字はおそらく画像をもとにしたカウントに過ぎない為、一定の誤差が生じている可能性には留意が必要で、確実に言えるのは一定の周期もしくは連日100隻前後のIRGCN(イスラム革命防衛隊海軍)の小型艇がホルムズとその周辺を哨戒しているということだ。

イランはイラン・イラク戦争後、イラク(フセイン政権)やアメリカを念頭に置いた海上における非対称戦争を重視しており、米国海軍情報局は2007年当時IRGC(イスラム革命防衛隊)が1,000隻の小型艇を保有していると推定していた。最新の2020年の報告によると、保有数は3,000隻から5,000隻の間とされており、近年イランがこの分野に多くのリソースを注いでいたことは明白だ。

仮にこの小型艇艦隊を排除する取り組み(例えば中止された「プロジェクト・フリーダム」が再開された場合など)が発生したとして、外洋海軍と大量の小型艇からなる沿岸海軍が大規模な衝突を起こした事例を私は知らないので、結果がどうなるか筆者には全く想像が付かないのだが、米艦コール襲撃事件の結果などからして、少なくとも短期間でかつ無傷で小型艇艦隊を殲滅することは困難だろうと筆者は考える。

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